泓德能源、東京ガスと提携 

日本で340MW蓄電事業を展開

2026/4/17

泓德能源、東京ガスと提携 日本で340MW蓄電事業を展開


泓德能源(HDRE)は16日、日本の大手エネルギー企業である東京ガスと提携し、約340MW規模の蓄電事業を軸に日本市場での多角的な協業を開始すると発表した。青森県における蓄電所の運営および長期オフテイク契約を含み、日本の電力市場の転換を見据えた事業機会の取り込みと、海外展開の強化を図る。

 

同社によると、今回の主力案件は青森県八戸市および十和田市に位置し、総容量は約149MW。2029年の商業運転開始を予定しており、泓德能源が開発及び建設を担い、東京ガスが運営を担当する。容量市場と電力取引を組み合わせた「デュアル収益モデル」を採用することで、収益の安定性と運用パフォーマンスの向上を目指す。

 

さらに両社は、宮崎県、岩手県、宮城県、福島県などの地域に合計約190MWの蓄電プロジェクトについても長期協力契約を締結。東京ガスは約20年間の利用権を取得し、対価を支払うことで、泓德能源は投資回収の安定化と資産価値の向上、収益予見性の強化を実現する。

 

泓德能源は、日本国内で約3GW規模の蓄電および再生可能エネルギー事業を展開しているほか、「日本長期脱炭素電源オークション(LTDA)」において2年連続で落札し、累計約400MWを確保している。また、北海道における50MW規模のHelios(ヘリオス)蓄電所はすでに市場運用を開始しており、電力自由化の進展に伴う需給調整や柔軟性ニーズの取り込みを進めている。


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