大塚HD、風力発電電力を初導入

2026/1/13


四国電力と連携、CO₂排出年1,000トン削減へ

大塚製薬を中核とする大塚ホールディングス(HD)は、グループとして初めて風力発電由来の電力を導入した。四国電力が保有・管理する風力発電所から電力供給を受け、年間で約1,000トンの二酸化炭素(CO₂)排出削減効果を見込む。


導入するのは、高知県大豊町に立地する四国電力の大豊風力発電所で、3基の風車により発電された電力だ。両社は長期契約を締結し、発電された電力の全量を大塚HDグループで使用する。この電力は、自社設備や発電事業者との協働によって創出する「自己創出再生可能エネルギー」として位置づけられる。


今回の取り組みにより、大塚HDグループにおける自己創出再生可能エネルギーの比率は約5%に高まる見通しだ。これまで同社は太陽光発電の導入を進めてきたが、天候による発電量の変動が課題となっていた。風力発電を加えることで、再生可能エネルギーの安定確保と電源構成の多様化を図る。


大塚HDは、2050年に掲げる環境ビジョン「ネットゼロ」の実現に向け、2028年までに自己創出再生可能エネルギー比率20%、CO₂排出量を2017年比で50%削減する目標を設定している。今後は、水力発電の活用も視野に入れ、パートナー企業との協働を通じて脱炭素化の取り組みを加速させる方針だ。


(資料参考:NIKKEI GX、大塚ホールディングス グループニュース)



前のページに戻る
大林組、浮体式洋上風力の次世代基礎で世界初AiP取得
By info 2026年5月26日
大林組が世界初となるTLP型ハイブリッド浮体式洋上風力基礎のAiPを取得。鋼・コンクリート複合構造により建設コスト25%削減と発電効率向上を目指し、2028年の実海域実証へ前進。
泓徳能源、日本の長期脱炭素電源オークションで3年連続落札
By info 2026年5月26日
台湾の泓徳能源は、日本の長期脱炭素電源オークション(LTDA)で3年連続落札を達成。累計560MWを確保し、AI需要を見据えた蓄電池・電力サービス戦略を加速。日本・台湾・豪州で総計9.4GWの開発体制を構築する。
蘭Boskalis、大型海底ケーブル敷設船に投資 脱炭素で需要急増
By info 2026年5月21日
オランダのBoskalisは約2万4000トン級の高性能海底ケーブル敷設船を新造し、2029年就航を予定。HVDC海底ケーブル工事に対応し、洋上風力や国際送電網拡大に伴うインフラ需要に対応する戦略投資。