韓国、洋上風力の第2回入札で2.2GWを募集 年間で約4GWに
2026/11/2
韓国政府は2026年下期の洋上風力発電の固定価格入札を開始した。今年2回目となる入札では、着床式1.7ギガワット(GW)、浮体式0.5GWの計2.2GWを募集する。上期分と合わせ、年間の募集容量は約4GWとなる。政府は募集規模を広げて事業者が投資計画を立てやすくする一方、着床式、浮体式ともに入札価格の上限を引き下げた。
着床式は一般枠に1.4GW、公的機関が主導する事業向けに0.3GW(300MW)を割り当てる。公的機関の主導枠では、事業への一定割合の出資を要件とする。公的機関の参画を通じて事業の安定性を高め、地元の理解を得やすくするほか、国内の設備メーカーや関連産業の育成につなげる狙いがある。
入札の上限価格は、着床式が1メガワット時(MWh)当たり16万8937ウォンと、上期に比べ1.34%低い。浮体式も0.63%低い17万4003ウォンとした。政府は国内外の洋上風力の均等化発電原価(LCOE)の見通しや為替の動向、入札の競争状況を踏まえて設定した。募集規模の拡大による規模の経済を生かし、国内の発電コストを段階的に引き下げることを目指す。
今回の入札は、政府が6月に公表した中長期の入札計画に基づく。政府は複数の事業者が利用する送電網や港湾の整備、作業船の確保を進め、許認可手続きや資金調達も支援する。開発事業者が長期の収入を見通しやすくするため、固定価格契約の期間を現行の20年から25年に延ばす案も検討している。
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